トップ > 花の精
花の精 | |
|
ストラヴィンスキー「春の祭典」、ドビュッシー「遊戯」、デュカス「ラ・ペリ」 シルヴァン・カンブルラン指揮、SWR交響楽団バーデン・バーデン&フライブルク hanssler classic
|
(場面は深い森の中。清らかな水が流れる川岸。一人の若い男が舞台左の鬱蒼とした木々の間から降りて来る。彼は珍しい花を探して各地を彷徨い歩く花盗人。彼は初めて訪れた森で迷い、一夜を過ごす場所を探していた。舞台中央奥には、一筋の滝が音も立てずに流れ落ちている。舞台右には、大きな岩がある。一輪の花が、岩の頂上で月の光を浴び、花びらについた水滴をキラキラと輝かせて咲いている) 花盗人 (花盗人は岩に登って花に見蕩れる。虹色に輝く無数の光の粒が空間を漂いはじめる。花の精が舞台右から登場する。花盗人は恐怖を感じて岩から転げ落ちる。花の精が、舞台中央で倒れている花盗人の周りを、神秘的な踊りを踊りながらゆっくり回る。花盗人は立ちこめる甘い香りで意識が朦朧となる。花の精が差し出した手を取り、取り憑かれたように踊りだす花盗人) 花の精 花の精 花の精 (舞台全体を使って踊っていた二人は、中央で止まり、少し距離を置いて見つめ合う。花の精が不思議なステップを踏み、花盗人がゆっくりと倒れ込んで気を失う。空が白み、太陽が山際から昇ろうとしている) |

